専心:一つの事に心を集中して行うこと
呼吸法から専心ということを考えるようになりました。以前から合気道や仕事で心身をリラックスさせたい時には深呼吸をするようにしていました。
大きく吸って~…吐いて~…
でもイマイチ効果を実感していませんでした。すぐに集中力が途切れ、いつのまにか普通の呼吸に戻ってしまうんです。しかし昨年末に劇的な変化がありました。
大きく吸って~吸って~吸って~吸って~、吐いて~吐いて~吐いて~吐いて~。はい吸って~
こんな感じで頭の中で唱え、思考を途切れさせないんです。そうすると集中力が持続し、心身のリラックスへと繋がりました。単純なことですが大発見です。後に読んだ本に出てきましたが、坐禅には数息観(すそくかん)という同様の呼吸法があるようですね。
最近は稽古でも専心することを活かすようにしています。師範の合気道に専心する、当たり前ですがなかなか難しいことです。櫻井師範が稽古前によく行う「半身を取らずに両手を掴ませ、箱を持っているように上げて腰を切って横に置く動作」です。この動きをベースとして専心することで、上達を実感しています。師範に感謝です。
そもそも合気道は型稽古なので、指導者が示した型や理合を忠実に行うのが合気道の稽古の基本的な流れだと思っています。「私はこう思うからそのやり方はしない」というは野球に置き換えると「私はバットはグリップではなくヘッドを握った方が打ちやすい」「バットを握る手は基本と上下逆の方が振りやすい」になるんじゃないでしょうか?有り得ないですよね。でも合気道では往々にしてある光景です。これでは何十年か後の合気道はなんだか分らないモノになりかねません。また、合気道の型は開祖が学んだ武術から合気という技術を修得するものを抽出・凝縮して作り上げたと聞いたことがあります。型に専心しないと修得の妨げになりかねません。
専心、大切ですね。