後輩Tと審査について話した際、目から鱗が落ちる意見をいただきました。それは「審査と日常の稽古が直結しないのは普通の事と思っていた。審査という形の中に日常の稽古を整理して表現する作業を時間をかけて練り上げていくのが審査用の稽古だと思う」というものでした。
指導者として「稽古に出ていれば審査に合格するだけの実力がつく」ようにと考えていましたが、段級が上がれば上がるほど審査と稽古の内容が乖離していくことにジレンマを感じていました。しかし、後輩のこの意見により「その大変な作業を行おうと思えるように、合気道の魅力を伝えることも重要」と思うようになりました。結局、指導者は上達のきっかけを作ることしか出来ず、その後の成果は本人次第なのでこれは正しい方向性だと思います。そして少し肩の荷が下りた気がします。
それにしても後輩T、すごい!